LOVE SONG COFFEE
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日差しの強かった一日も暮れ、
窓を少し開けると、ひんやりした夜風がすっと滑り込んでくる。
グラスやカップを片手に、ぽつり、ぽつりと言葉を落とす夏の夜。
そんな時間にぴったりのコーヒーができました。
あの日、あの夏、あの時間。
なぜか切ない響きを伴うこれらの言葉。「夏」って、眩しくて、エネルギッシュで、楽しい思い出とセットの季節だからかもしれませんね。
そんな眩しさを丸ごと包み込む、熟れた発酵感をばっちり感じる一杯です。
このコーヒー、インパクト抜群で個性的。ひと口で、ぐっと距離を詰めてきます。
エチオピア・シダマエリアの豆は、柑橘やスパイスの感じがあり、豊かなボディが出やすい産地と言われています。こちらのロットは、2020年エチオピアCup of Excellenceで優勝したニグセ・ゲメダ・ムゲ氏が手掛けるもの。
74158品種が持つ、花や桃、アプリコットといった赤っぽい甘さが幾重にも重なり、さらにアナエロビック・ナチュラル精製によって、濃厚な果実感、ワインのような奥行き、熟したフルーツの色気と、発酵由来の妖艶さが引き出されました。
アナエロビック・ナチュラル精製とは、赤く熟したコーヒーの実を、密閉タンクの中でしばらく発酵させてから、実をつけたまま乾かし、種を果肉から取り出す方法です。
通常のナチュラル精製では、コーヒーチェリーをそのまま天日干しにするため、果肉の甘さが豆にうつりやすいのが特徴ですが、そこからさらに一歩進めたのが「アナエロビック」(嫌気性発酵=空気を入れずに発酵させること)。香りや甘さが通常よりも強く出て、ワインのような複雑な表情が生まれます。
ガツンとくる赤い果実のインパクトは、けだるい朝の目覚めの一杯にもおすすめです。
ストロベリーや熟したパパイヤの果実感、リキュールのような芳醇さ——夏の夜、熟れた果実、甘さと湿度、そしてほんの少しの切なさが、ひと口のなかにぜんぶ溶けているような色っぽいコーヒーです。
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♫ Beans Deta 焙煎度:浅煎り FLAVOR NOTE ♪ 真夏の果実 Origin : Ethiopia |
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